こんにちは!
私は仕事をしながら独学で1ヶ月間勉強して、3級ファイナンシャルプランニング技能検定(以下、FPと省略します )に1発合格しました。
FPの試験はノリと勢いで受験しましたが、勉強内容は本当に生きる上で必要な知識ばかりなので、合格してもしなくても、結果的に勉強できてよかったなと思っています。
試験を受けようか悩んでいる人や、独学での勉強方法が分からない人にぜひ参考にしてもらいたいです!
では、私の合格体験記をどうぞ!
私がFP3級を受けようと思った理由
何か資格が欲しい
生活する上で資格を持っているといいって言いますよね。
SNS上で、TOEICや簿記など様々な資格を取っている人に憧れてました。
その中でもファイナンシャルプランナーという響きがカッコよくて、FP3級は合格率70%超えだったので魅力的に感じました。
つみたてNISAなどの投資を始めてみたい
最近、SNSなどでつみたてNISAについて耳にすることが多くなりました。
みんながお得な制度だからやるべき!と勧めていても、投資は未経験だったのでなかなか手が出ませんでした。
世の中は、貯金から投資へシフトしている時代。
このままだと自分は取り残されてしまう。
自分の大事なお金なので、しっかりと制度や投資について理解してから始めたいと思いました。
退職した時に社会保険や税金のことを全く知らなくて大変だった
私はお金の知識は全くありませんでした。
まず、毎月の給料で何が引かれているのか知らず、給料明細も手取り額しかみてませんでした。
社会保険や税金の区別さえも分からない状態でした。
それを知るきっかけになったのは退職です。
退職後に健康保険を国民健康保険に変更しないといけないことや、40万円の住民税の請求が来た時に、お金や制度について全く知らない自分に愕然としました。
調べれば調べるほど、ふるさと納税や失業手当などお得な制度が日本にはあると知り、無知のまま日本で生きるのは損だと思ったのです。
本当に1ヶ月で合格できるのか?
勉強すれば誰でも合格できる
FPの試験内容は、税金、投資、住宅ローン、不動産、相続など幅広い範囲から出題されます。
合格率7割だからといって、試験内容は簡単というわけではありません。
暗記は必須ですし、計算問題もあります。
ですが、100点中60点以上取れれば、合格できます。
また、3級の問題はパターン化されているので、効率よく暗記すれば、少ない勉強時間でも可能というわけです。
私の申し込み〜合格発表までの流れ
私の申し込みから合格発表までの具体的な流れはコチラ↓
- 2021/11/30受験申請期間の最終日に悩みに悩んで申込み
日本FP協会ホームページからクレジットカードで即完了
- 2021/12/1本屋でテキスト購入。勉強してみるも1章で挫折する
- 2021/12/19試験まで1ヶ月しかないことに気づき、勉強始める
- 2022/1/23FP3級試験日
- 2022/3/4合格発表
- 2022/3/7自宅に合格証書が郵送で届く
本当に1ヶ月しか勉強していません。
しかも本業とバイトのダブルワークをしていたため、試験前日まで1日も休日はありません。
そして、1月1日と2日は旅行に行ったためその2日間は勉強していません。
さらに、謎にこのタイミングでパーソナルジムに通い始めてしまったので、仕事終わりにジムに行ってから勉強していました。
こんなに多忙な1ヶ月間でも、勉強して合格できたので、大丈夫です!
資格取得にかかった費用
試験料 6,080円
テキスト代 1,650円
テキストはなんでもいいと思います。イラストが多いテキストや、問題が付属しているテキストなど様々ですので、本屋に行って自分が勉強しやすそうなテキストを購入したらいいと思います。
私が使用したテキストは日本経済新聞出版社が出版しているコレです。
これを選んだ理由は、文字のデザインが一定で見やすく、まとまっていたからです。
問題集は購入する必要はありません。その理由はこれから先で話します。
電卓代 110円
私はお金をかけたくなかったので、ダイソーの小さい電卓を購入しました。
ボタンが小さくて打ちにくかったですが、電卓に1000円も出したくなかったので我慢しました。
試験会場までの交通費 1,112円
ここ、重要です。試験会場はたくさんあるのですが、受験者が多いため選べません。
私は自宅から徒歩3分の場所に受験会場があるにも関わらず、指定された受験会場はまさかの自宅から1時間30分の場所でした。
独学1ヶ月で合格するための勉強方法
大切なのはアウトプット。FP3級ドットコムで過去問をひたすら解く。
FPの試験は制度など数字を覚えることが多いです。
ただテキストを読んでるだけだと数字は頭に残りません。
過去問を解いて、間違えて、復習して、もう一度解いて、正解して覚える。
過去問を解いた後にテキストを読み込むと、しっかりとポイントを押さえているため効率の良い読み込み方ができます。
私が過去問を解きまくっていた時に使用していたのはFP3級ドットコムというサイトです。
スマートフォンで過去問が解けるので、いつどこでも勉強できます。
このサイトの良いところは、ログイン登録すると、分野別で間違えた問題だけを出題してくれます。
そして、ゲーム感覚でスイスイと問題を解くことができるので、問題集よりも時間の効率がいいです。
問題の下には図解の分かりやすい解説もあるので、問題を解いた後にすぐに復習ができます。
分からなかった問題はわかるまで何度も解く
FP3級ドットコムでは、まず分野別で過去問を解きます。1つの分野につき420問もあるので大変で根気が入りますが、そこは頑張りましょう。
根気よく解くと、同じ問題が何度も出てくるな?って思いませんでしたか?
そこです。問題がパターン化されているのです。
例年同じような問題しか出ないので、その部分を最初に覚えていきましょう。
間違えノートを通勤中や昼休憩中に見直す
私は間違えた問題を暗記できるように、間違えノートを作っていました。
試験前にそのノートを見れば、自分の苦手な範囲を集中的に見直せるので、オススメです。
独学1ヶ月の学習スケジュール
基本的にやったことは、FP3級ドットコムで過去問を解きまくることです。
私はほぼ全問解きました。(2459問回答!)
1〜3週間目(勉強平均3〜6時間/日)
- テキストを読み込む(6章あるので、3日で1章のペースで読みこむ)
- FP3級ドットコムで過去問を解く
- 間違えた問題がゼロになるまで、何回も解く
1章を3日間で理解できるようにする
インプット(テキスト読む)⇄アウトプット(過去問解く)
1・2日はFP3級ドットコムの学科過去問をひたすら解く
3日はFP3級ドットコムの実技過去問をひたすら解く
こんな感じでやってました
4週間目(勉強平均4〜9時間/日)
試験最後の週はひたすら総復習です。
間違えた問題だけを出題するというところを押して、ひたすら間違えた問題を解いていました。
ひたすらアウトプットの繰り返し!
最後の週は時間がなく本当に焦っていて、仕事前2時間、仕事後5時間ぐらいやってましたね。
試験結果
試験結果は、、、、、、、合格!
学科は60問中9問間違えました。過去問だけやっていると、見たことない問題や知らない知識を問う問題が出てきます。試験中あたふたしてしまいますが、過去問しかしていないので仕方がないと割り切りましょう。
ですが、過去問だけでも85%以上正解できたので、満足です!
実技はまさかの100点でした!
まとめ:過去問をひたすら解くことで、1ヶ月間の独学だけでもFP3級は合格できる
試験内容は難しいですが、過去問と似ている問題が多く、過去問対策を行えば、合格しやすいと思います。
理想は2ヶ月から3ヶ月かけて勉強することをオススメしますが、1ヶ月でも頑張れば合格できます。
ぜひ、アウトプットを重視して勉強してみてください!